Ladies and gentlemen, we're floating in Space.

2008生まれ男子の母、近しい人とはどーも話しづらい、お勉強にまつわる親バカな独り言。コストパフォーマンスと情緒を重視します。

2015.2.21早稲田こどもフィールドサイエンス体験教室に参加しました

☆ 体験当時の内容です。記憶頼りなので間違っている場合があります。また、感想は個人によるものです ☆

早稲田こどもフィールドサイエンス無料体験教室

■日時: 2015/2/21(土) 15:30~17:00
■場所: 早稲田大学アカデミックソリューション セミナールーム
■内容: 「いろいろな貝」
■費用: 無料
■体験特典: 体験後1週間か10日程度以内に申し込みをすると、入会金割引きなどの特典か何かがありました。
■見た告知: Twitter上の知人のクチコミ+早稲田こどもフィールドサイエンスHP
■申込: HPの告知を見て、フォームにて申込
[!] 2015年初頭あたりに、2015年度の入会を検討する子向けに、1回分見当の費用で、今回受講したような室内でのレクチャーではなく、フィールドワークを実地体験できる機会が設けられていたようです。ただし、定かでありません。
[!]体験教室の受講後、通年会員でない(すなわち年間費用が抑えられる)ような形での参加案内が郵送されてきた……気がします。

体験の動機

「科学が好き」と言い切る息子の面倒を見てもらおうと、科学教室入会を検討。小学校入学を前にをいくつか体験してみることにした。生き物などの自然科学については特に興味が強く、期待大。

体験形式と参加者の雰囲気

  • 親子同席でのプレゼンテーション(だったかな)⇒保護者向けのオリエン+子どもの体験教室⇒保護者が子どもを迎えに。
  • 男女比は半々程度だったでしょうか。ほかの教室に比べて広い部屋での説明会だったためか、参加者全体の雰囲気をざっくりつかむことができなかったようで、あまり記憶にありません。

感想

《とてもよかったところ》

  • 自然科学、特に野外学習に特化した定期的なクラスは、あまり数が多くないのではないか。
  • 自然を観察するだけではなく、知識や実験など、子どものアカデミックな欲求にもこたえてくれそう。家庭学習向けのフォローもある。
  • 当日販売されていた、講座を監修している先生の著書を何となく惹かれて購入したところ、自然を愛する心に打たれた。

《よかったところ》

  • 現地まで子どもを連れて行けば、目的地までバスで移動。親の手を離れる。
  • 予習・体験・定着(実験など)といった、フィールドワークの一連の流れ(?)を体験できる。

《気になったところ》

  • 標準的なクラス回数は季節に一度程度。息子が「日常的に」発散できる場を探している身としては、単純に、回数が少ない。
  • 上記でありつつ、年額¥100.000を超える費用。前年度から実際にこどもさんを通わせていた方の話では、一回当たり¥30.000程度の計算になるとのこと。子の知的好奇心がかなえられるメリットは大きいが、民間キャンプなどの野外活動の相場感(あくまで感覚)が1泊2日で¥30,000程度であるところをかんがみると……うーん……。

わが子の反応

  • この日のテーマは「いろいろな貝」で、貝殻の大分類を教わった模様。山盛りの貝殻を分類し、気に入った物を持ち帰っていて、子どもはとても楽しんでいた。掲示されていた在塾生のレポートに興味津々。

体験の結果...

【入会せず】

  • イイ体験ができそうな教室だと感じた。実際の野外学習とは違う室内のレクチャーである点を度外視しても、大学系列の運営や、しっかりとしたカリキュラム、安全性等も確保されそうだと予想させるに十分なオリエンテーション
  • だが、体験教室全体を振り返ると、なんとなくぼんやりした印象。なぜかと推測するに、子どもが体験クラスを受講している様子を、親がほとんど見られなかったことに原因があるような気がする。
    ほかの体験教室では、保護者もクラスの全部または一部の内容を体験or見学したが、ここでは、冒頭のプレゼンテーションが終わると、子どもだけが体験教室に移動。クラスの冒頭から親子が分けられ、途中を見学することもなく、ほとんどクラスの終りかけに子どもを迎えにいくような形。先生がレクチャーしている様子などはほとんど見ることがなかった。よくない印象の先生やスタッフさんがいたわけでまったくはない。ただ、実際のクラスでは完全に子どもと離れるので、先生と子どもがどのような様子でいるのかは、見ておきたいものだと思った。
  • ここからは、とりわけ個人的な考え。今回、息子が現状最も愛している自然科学の教室であるにもかかわらず入会を決めかねたのは、「バス移動」にあるように思う。
    わたしはこれまで何度か息子を、フィールドワークとは言わないまでも、山などに連れ出している。移動は必ず公共交通機関。車がないからである。タクシーを使うこともあるが、さほど奥地には行っていないので、ごくまれ。
    その中で意識しているのは「行って帰るまでが自然遊び!」ということ。わたしには、息子の好きな科学の知識を与えることはほとんどできないが、ひとりっこということもあり、息子の喜ぶところには出かけやすい。そして、一緒に出かける中で、関東近郊くらいなら、車がなくても結構楽しい場所に行けると伝えたい。いずれは一人で、行きたいところに行けるようになってほしいと思うからである。
    もちろん今は単に連れられていくだけの息子だけれど、一緒に行動すれば、移動に加えて、危機回避、思惑通りにいかなかった時のやり過ごしかた……など、やがては自分で行ける力につながるのではないかと、ほのかに期待している。そのためには、「新宿まで行ってバスに乗れば、海でも山でも連れて行ってもらえる」スタイルは、相当に心もとない。ただしこの辺の感覚は、マイカーのある人だとだいぶ違うのかも。また、単にわたしが、電車に乗るのが人より少々好きだからかもしれない……